
目次
支援詳細
支援内容
・事業計画策定
・「平成28年度補正ものづくり補助金」申請支援
・採択後フォロー支援
支援期間
2016年12月〜
事業者概要
精密鈑金加工・レーザー加工・タレパン加工により、自動車部品・家電品・建築金物等の試作品を製作している。試作品製作において発注元から最も求められるのは短納期である。同社は創業以来21年間「全ての製作依頼を受ける」をモットーにあらゆる要求を形にする経験とノウハウを蓄積してきた。現在ではそれを駆使し、どのような発注がきても短納期で製作し、顧客からの厚い信頼を得ている。また、同社は短納期だけでなく、品質の高さも強みとしており、航空・宇宙分野におけるロケット部品の製作もしている。
補助金申請のきっかけ

同社では受注増に伴い、2016年にレーザー加工機を導入し、厚板加工の内製化を行った。また、翌年の2017年にはダイクッションプレス機を導入した。いずれもそれまで外注加工していた厚板加工分野における受注増、短納期維持に対応するためであった。どちらも1,000万円を超える高額な設備投資であったため、「ものづくり補助金」を申請した。
成果と今後の展望

2018年には高度な技術を要した試作品に対し、発注元より量産化の要望があり、自動溶接ロボットを導入して着実に事業拡大を行っている。レーザー加工機を導入した翌年(2017年)は売上、営業利益ともに前年比25%増を記録した。そしてダイクッションプレス機を導入した翌年(2018年)には売上で前年比60%の増、営業利益では内製化の効果で70%の増を記録。2019年は、いずれも前年比30%以上の増を見込んでいる。
経営者のコメント
レーザー加工機を購入する際に初めて「ものづくり補助金」申請書を自社作成しましたが、不採択でした。翌年のダイクッションプレス機購入時は、2年連続の設備投資となるため、なんとか補助金を活用したいと思いました。取引金融機関の薦めもあって、専門家を有する北浜グローバル経営さんに依頼しました。
結果、申請が採択されて「ものづくり補助金」を活用できたことにより、次の設備投資もしやすくなりました。また、それ以降も事業プランのアドバイスや有効な情報の提供など、何かと困ったときの相談窓口として活用させていただいています。