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Case study
事例紹介

「リーダーシップ研修」で次世代を担うリーダーを育成する
ニシキ合金株式会社 様
現場の高い技術力と経営手腕で、1954年の創業より着実に業績を伸ばしてきた「ニシキ合金株式会社」。 さらなる発展を目指す中で次世代を担うリーダー群の必要性を感じており、北浜グローバル経営にご相談いただいた。

概要
1.背景
市場において高い参入障壁を築くものの、現状に満足せず、未来を見据えて行動に移す
1954年に創業し、南大阪の地場産業である伸線用ダイスの製造販売を行ってきた。現在は超硬質合金を用いた耐摩工具などの製造に特化している。「信義」という社訓を基に、製品だけでなく安心の供給を理念とし、顧客の要望に真摯に向き合い続けた結果、同市場において他企業と一線を画すようになる。
そんな中でも代表取締役の髙石氏はかねてより未来を見据え、高度な技術のデジタル化とスキルレス化に取り組んできた。

2.課題
高度な技術のデジタル化・スキルレス化を牽引できるようなリーダーを育てたい
これからの時代に必要になるであろう、高度な技術のデジタル化・スキルレス化。長年培ったノウハウを受け継ぐためでもあり、従業員の負担軽減や利益の拡大も期待できる。
そのためには、まずリーダー群の思考の変革が課題だった。しかし、通常業務に追われる中での意識改革を効率的に進めることは厳しく、なかなか進められずにいた。
3.施策
必要な各種ロジックを組み込んだワーク中心の研修プログラムを提案、実施
まずは、代表の髙石氏がこの先どのようにしていきたいかのビジョン、取り組みに対する現状をヒアリング。一つひとつの課題に対して、人材育成の専門家と共に研修プログラムを作成した。
各プログラムでは、それぞれコンセプチュアルスキル(物事の本質を見極める能力)のロジックを学べるように設計。それらを通常業務内で展開することで、個々への浸透を図っている。
4.今後の展望
論理的思考を習慣化。生産性の向上により、オーバーフローも解消
現場での事実・結果・改善を繰り返し、生産性が格段に上昇。論理的思考による指示、行動が習慣化することで、オーバーフローしていた受注も漏れなく請け負うことが可能になった。
5.今後の展望
次世代リーダーの成長が会社発展の鍵。検証、実施を繰り返し、リーダー群の育成を続ける
髙石氏には就任以来、現場で培われた技術力を駆使し、自身の成長とともに会社を発展させてきた自負がある。現に、国内だけでなく、海外にも工場を有するまでに成長させたのは、高石氏の経営手腕にほかならない。次世代のリーダー群が成長すれば、企業はさらなる発展が見込まれると言える。
当社の支援は4半期に一度、研修実施・OJT支援・効果測定・新たな課題解決策の立案を行い、2022年で3年目となる。
従業員が正しいロジックを習得し、論理的思考が浸透するまで引き続き意識改革を目指していく。
6.お客様の声
さまざまな経験を通して、会社全体に更なる成長の兆しを感じています
設備投資のための補助金申請時、書類の準備や作成方法についての経験を積めたのはよかったと思います。
採択をきっかけに人材育成についても支援いただいています。
これまでは上から下への一方的な社内教育が多く、これからの働き方には適していないと考えていました。
北浜グローバル経営による人材育成のコンサルティングを受けることで、従業員には総合経営に対する重要な考え方が広がりつつあり、良い方向に向かっているという実感があります。

COMPANY PROFILE
ニシキ合金株式会社

業種
金属製品製造業
所在地
〒597-0094 大阪府貝塚市二色南町3-9
設立
1954年
従業員数
80人
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