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Case study
事例紹介

事業拡大に事業再構築補助金を活用。若手を育成しながらオンリーワン企業を目指す
株式会社ウノ・ファクトリー 様
大阪府豊中市にある株式会社ウノ・ファクトリーは、汎用工作機をメインに薬品や食品、真空容器をはじめとするプラント機器部品の機械加工を行う鉄工業をメイン事業としている。2023年で創業から61年目を迎えるが、従業員の平均年齢は30代と若く、若手の育成も積極的に取り組んでいる。

概要
1.背景
コロナ禍で注文数が減少。将来を見据えた事業拡大を検討
利益ばかりを追求するのではなく、クライアントが必要なものを一つずつ丁寧にを心掛け、顧客の注文に合わせて加工を行ってきた同社。ところが新型コロナウイルス感染症の影響で注文の母数自体が減少傾向にあり、機械加工だけではこの先厳しくなることは明白だった。

2.課題
立ちはだかったのは「新規事業のためのコスト」と「補助金申請のための工数」
新規事業を視野に入れたものの、新しい機械の導入には1億円が必要になる。事業再構築補助金の申請には多くの工数を要し、申請のために営業時間を削る必要がある。なかなか踏み切れず頭を抱えていた時、金融機関からの紹介で北浜グローバル経営を知る。

3.施策
将来を見据えた事業拡大と若手の育成。加工だけでなく、ものづくり全般を担う鉄工業へ
まずは新規事業展開のため、事業再構築補助金の申請支援をスタート。申請にかかるリソースを最小限に抑えながら、無事採択に至った。
採択後の支援も継続してお任せいただき、ベストパートナー(アフターフォロープラン)サービスの一環である経営者面談にて課題が顕在化。課題の一つである人材育成を解決すべく、当社専門コンサルによるセミナーの実施※などが始まっている。
※別途費用がかかります

4.成果
新事業を展開することで、新規顧客やリピーターの獲得にもつながっている
事業再構築補助金を活用し、NC旋盤、溶接機、空調、生産管理システムなどを導入。それにより従来の加工のみではなく、ものづくり全般を担える鉄工業へと分野を拡大した。これまで付き合いのなかった新規顧客やリピートの注文も増えるようになり、売上は増加傾向にある。
もともと力を入れていた若手の育成についても、解決に向けて動き始めているという。

5.展望
ITと技巧でオンリーワンの企業を目指すために必要な使命を果たしていく
ウノ・ファクトリーがオンリーワンの企業になるために必要な使命は二つあると同社の鶉野竜一専務は語る。
“あったらいいなを発案できる企業になること”と、“豊中市が製造業に強いという実績を発信すること”。
若手がもっと製造業や鉄工業に興味を持てるよう、より誇りを持って業務に当たれるよう、地方自治体などの目に触れる場所へ情報を発信していく。

6.お客様の声
課題の抽出や解決につながった。若手が輝ける鉄工業を目指し、経営コンサルも活用していきたい
補助金のことは補助金のプロにと、あの時お任せしてよかったと思っています。北浜グローバル経営のコンサルで、オンリーワンの企業になるために必要なものや、5年後、10年後のビジョンも明確になりました。まずは経営者面談や人材育成支援等を活用して、業績も含めたさらなる企業成長を目指します。
COMPANY PROFILE
株式会社ウノ・ファクトリー

業種
製造業およびペット美容業
所在地
〒561-0807 大阪府豊中市原田中1丁目5-41
設立
昭和37年
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