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コラム

ブランディングデザインについて

ブランディングデザインとは

ブランドは「焼印」=区別からはじまった。「ブランド(Brand)」の語源は諸説ありますが、放牧中の自分の牛が他の牛と混ざらないように区別をつけるために、「焼印を押す(Brander)」という行為を表す言葉が転じて「ブランド(Brand)」となったと言われています。
つまりブランディングとは企業活動が他企業と明確に区別出来ているという意味です。

ブランディング=差異化

商品、サービス、企業イメージのブランディングとは、「ある一定の方向性を作り出して他社と差異化すること」です。つまりブランディングデザインは、差異化の状態維持に本質があり、デザインを作って終わりではありません。

ここでいう差異化とは、「他社と違う点、そしてブランドの本質的価値をお客様に正しく伝える」ことです。よくあるミスが「SNSで話題になりそうなデザインにする」といった表現上だけのゴール設定です。 ブランディングデザインにおいて重要なのはコンテンツです。コンテンツの価値を正しく周知させられるように努めていきましょう。

ブランディング≠マーケティング

ブランディングとマーケティングは似ている部分も多いですが、決定的に違うところがあります。それは「目的」です。ブランディングの目的は「売る」ではなく「人から人へ自然に伝わる」です。

現代では、買い物や飲食前にネットで他人のレビューを検索したり、SNSの「いいね」の数を参考にするというように、情報の信用根拠を対象物ではなく第三者に求めています。ブランディングは伝言ゲームのように企業の本質情報が自然に伝わっていく状態を目指すことが目的なので、売上を上げることが目的ではありません。

商品、サービスの本質的価値に魅力があり、第三者を通じて信用価値が高まれば、その商品、サービスへのファンは少しずつ増えていき、ブランドが確立されていきます。

ブランディングの3条件

トップの熱い思い

商品であれ、サービスであれ最も重要なのは「人の思い」です。 プロジェクトをリードする人に熱意がなければ、強いブランドはできません。

良いモノ(サービス)

お客様は購入前に常に商品やサービスを比較しています。市場で安心して買える水準を満たしていることは絶対条件です。当然ですが「良いモノ」しかブランドになれません。

コミュニケーション

良いモノをつくれば売れる時代は終わり、現代では良いモノを自ら「伝える」必要があります。そのために「つくる」と「伝える」の両輪体制を自社に持つことで、ブランドの確立に繋がっていきます。

ブランディンデザインの考え方

ブランディングデザインで大事なのは、経営者やブランドマネージャーの構想をデザインで表現するために、「ルール」をどのように言語化するかです。「ルール」をもとにブランディングデザインが「かたち」になる瞬間、経営者とデザイナーの共創が実現します。

デザインディレクション

デザインディレクションとは、様々なデザインジャンルの「かたち」をコントロールし、まとめあげる技術です。しかし、クライアント側からすると、デザインを事業につかいたいと考えたときに、まず「誰に頼んだらいいかわからない」問題があります。さらに、複数のデザイナーを「きちんとコントロールするのが難しい」問題も発生するので、解決するために「デザインディレクション」が重要になります。

決まった方向性を作り出しディレクションにより経営者やブランドマネージャーの強みを「かたち」にします。そして、あらゆるデザイン統合を行い、差異化されたブランドを作り出していきます。

ブランディングデザインの3階層『MCC』

「M」マネジメント

ビジネスモデルを変えることでブランディングデザインの効果が出やすくなります。例えばコンテンツは変えずにBtoBからBtoCに販路変更することでブランドそのものに影響を与えます。

「C」コンテンツ

コンテンツはブランドの中核であり、最も大事なモノです。お客様がそのブランドに対して期待する中身そのものなので、経営者やブランドをリードする人が熱意を持って取り組めていないようであればブランドになりません。

「C」コミュニケーション

パッケージ、ロゴ、Webサイト、広告といったお客様がそのブランドに触れるきっかけになるデザインです。

3階層に分けてブランドの構成要素を考える場合、ブランディングデザインとして重要なのがMCCの一貫性です。ブランドにおける「考え」は経営です。この経営を「かたち」にすることがブランディングデザインだとすれば、MCCの一貫性をデザインするディレクションが最も重要になります。

ブランディングデザインの3階層『MCC』の関係ですが、上から順番に影響力の強い順に並んでいます。ブランディングの差異化の強さは「差異化の持続性の長さ」になります

まとめ

ブランディングデザインとは、経営者やブランドマネージャーの熱意と良いモノ(商品、サービス)を前提に、他との差異を明確にして「かたち」にして伝えていく、それが伝わっていくことです。

デザインディレクションとはどういう役割か、ブランディングはマーケティングとの違いはっきりさせてブランドの確立をしていきましょう。

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