事業計画書の作成支援、クライアントへの想いに迫る【前編】コンサルタント編 | 北浜グローバル経営株式会社
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事業計画書の作成支援、クライアントへの想いに迫る【前編】コンサルタント編

事業再構築補助金の採択発表は、多くの事業者様にとって、5年後10年後の未来に向けたスタート地点でもあります。

2022年12月15日に採択発表が行われた事業再構築補助金の第7回公募において、北浜グローバル経営は全国平均を大きく上回る採択率を達成しました。
全国での採択率は約50%。一方で北浜グローバル経営が申請支援を行ったクライアントの採択率は約70%です。

ただ、「お客様と共に汗をかき、共に取り組む」という信念を掲げる当社が重視するのは、高い採択率を維持することではありません。私たちの役割は、事業計画の質を高め、確実にその事業を成功に導くこと。

とはいえども、やはり採択発表の日が近づくと、社内にはどこか緊張感が漂います。
実際にクライアントと関わる当社のコンサルタントたちは、どのような心持ちで採択発表を待つのでしょうか。支援にかける想いや、信念を聞きました。

※全国での申請数15,132件、うち採択数は7,745件。

事業再構築補助金 これまでの採択率は?

申請には認定支援機関のサポートが必要

「事業再構築補助金」制度とは、激動の経済社会において、次代に対応していく中小企業の挑戦を後押しし、日本経済の構造転換を促す目的で打ち立てられたものです。

補助金を受けるためにはまず、事業計画の採択を受ける必要があります。裏を返せば、不採択になった場合は補助金を受けられないということです。その結果、事業計画への取り組みを断念せざるを得なかったという企業も存在します。
過去6回の公募において、全申請者数の半数以上が不採択となっています。その主な原因は、申請時に提出する「事業計画書」です。

事業計画書は、企業が新たに取り組む事業について「申請企業の強み」「新規事業の内容」「市場の状況を踏まえた収益性」「資金計画」などを盛り込みながら策定する必要があります。
業態や規模を問わず、すべての経営者様が「自社の将来像や新規事業のビジョン」をお持ちです。しかしそのビジョンを審査員に伝わる形に整理しつつ、必要な情報のみを抽出し、書類に落とし込むことは至難の業です。

そこで中小企業向け総合コンサル会社であり認定支援機関※1でもある北浜グローバル経営が、経営者様のビジョンをしっかりと拝聴し、事業計画書の策定から新規事業の実働まで、一貫してご支援しているのです。※2

※1 国が認定した認定経営革新等支援機関(通称:認定支援機関)のこと。事業再構築補助金の申請には、国が認定した認定支援機関のサポートを受ける必要があります。
※2 事業計画書の作成代行を行うことはできません。

クライアントに最も近い「コンサルタント」という立場

お会いした瞬間から、伴走が始まる

経営支援本部・支援課のコンサルタントたちは、クライアントと当社をつなぐ架け橋としての役割を有します。事業再構築補助金の申請支援にあたって、コンサルタントがクライアントと初めてお会いしてから実際の申請に至るまでの期間は3カ月ほどです。

その間、何度もクライアントのもとへ足を運びつつ、電話やWeb会議を活用して、綿密に連絡を取ります。すべてはクライアントが掲げる夢やビジョンを細部まで理解し、その実現のために適切な支援を行うため。

事業再構築補助金を申請する企業にとって、採択・不採択はまさに今後の命運を分ける一大事です。クライアントと最も近い距離で、新規事業への情熱、会社への思いをうかがうコンサルタントたちは、どのような心持ちで採択発表を待つのでしょうか。事業再構築補助金と、申請支援にかける想いについて聞きました。

未来へのスタート地点であり、原点に立ち返るポイント

経営支援本部の井村さんは「私にとって採択発表は、この補助金制度の原点に立ち返るポイントです」と話します。


「事業再構築補助金は『新型コロナによって売り上げが減っている』ということが申請要件の一つです。申請支援を行っているクライアントも例外ではありません。『クライアントは、新型コロナによって売り上げが減っている』。私たちはそのことを常に念頭に置くべきだと考えています」と強調します。

※グリーン成長枠での申請にこの要件は適用されません。

「クライアントに、事業計画が採択されたことを電話でお知らせした時のことです。そのクライアントは普段、とても陽気で気さくな方だったので『きっと採択の知らせを受けて、いつものように明るく笑って喜んでくださるのではないか』と思っていました」

しかし、電話口から聞こえてきたクライアントの反応は、予想とは異なるものでした。

「ああ、首の皮一枚つながったわ」

井村さんは「心の奥底から漏れ出た本音だと思いました。いつも明るく振舞うその裏側で、経営者としてどれほど悩み、奔走していたのか。その時私は改めて、企業にとって『売り上げ減少』というものがいかに重大な事態であるかを痛感したのです」と振り返ります。

コンサルタントは普段から、クライアントのそのような危機感を肌で感じています。そしてそのような「危機感」を共有しているからこそ、本気でその企業の将来について考える熱意が生まれるのです。しかしながら、どれほど隙がない計画書であっても、不採択の判断を受けることがあります。

井村さんは「もし仮に事業再構築補助金で事業計画書が不採択になったとしても、事業計画そのものが頓挫しないように道筋を立てるのもコンサルタントの役割だ」といいます。

「クライアントにはいつも、補助金はあくまでビジョンを実現する手段の一つであり、プロセスに過ぎないということをお伝えしています。補助金の獲得が最終目的ではありません。目指すべきは、事業計画をスタートさせ、利益を出していくことです。したがって『不採択はむしろ計画実現のための別の道筋が開けたことを意味するのだ』と捉えています。
そして私たちコンサルタントの役割は、事業が動き出して、軌道に乗り、そしてまた新たな可能性が広がるその先まで、とことん伴走していくことだと自負しています」(井村さん)

「ここからが本当の勝負」と、気を引き締める瞬間

「どれだけ遠くても、何度もクライアントのもとへ伺います」と話すのは、同じく経営支援本部の倉本さん。

「事業計画について面談を重ねるにつれて、クライアントの細かなこだわりなどをお伺いできるのが、この仕事をしていて嬉しいことの一つです。『原価がかかってしまうが、絶対にこの素材を使いたい。これだけは譲れない』と、ご相談を受けることもあります」

一体、他の安価な素材と何がどう違うのか。インターネットで調べればすぐにその解答を得ることができますが、倉本さんは実際にサンプルを取り扱う店舗に足を運んだといいます。

「私たちはいつも、心底クライアントの『夢・ビジョン』に共感することを重要視しています。従って、新規事業に関わるものはなるべく現物を見るようにしていますね。それは、理屈だけでなく、クライアントの『想い』を理解したいからです」(倉本さん)

倉本さんは「クライアントへの想いが強いからこそ、採択結果の発表を待つ間は、どこか落ち着かないような気持ちになります」と続けます。

実はこの事業再構築補助金は、採択結果がいつ発表されるのか、発表されるその瞬間までわかりません。今回の採択発表について事前に公表されていたのは「12月中旬ごろ」「公式ホームページにて発表」という情報のみ。

発表予定の時期になると、1日に何度も事業再構築補助金のサイトを開いて、更新アイコンをクリックするそうです。

「ただ、採択されたからといって安心して一息つける、ということでもありません。むしろ、本当の勝負が始まるのは採択されてから。採択発表は、クライアントの事業に共に取り組んでいくため、気を引き締め直すタイミングだともいえます」(倉本さん)

まとめ

2022年12月15日の午後6時、採択結果が発表された瞬間、北浜グローバル経営のオフィスでは、コンサルタントたちがせわしない様子でクライアントに連絡をとる光景が見受けられました。

どのコンサルタントも、「事業再構築補助金はプロセスの一つ。本当に大切なのは、事業を成功させることだ」と口を揃えます。

当社は採択結果が出た後も、経営者様にとってのベストパートナーとして、全力でビジョンの実現をお手伝いしていきます。
企業の可能性を切り拓くため、ぜひ当社のサービスをご活用ください。

後半では補助金申請支援の陰の立役者、企画部のビジネスプランナーに焦点を当てます。事業計画書の作成支援を担うプランナーたち。日々事業計画書と向き合っているからこそ語ることができる、「事業再構築補助金の性質」にも注目です。

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