事業計画書の作成支援、クライアントへの想いに迫る【後編】ビジネスプランナー編 | 北浜グローバル経営株式会社

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事業計画書の作成支援、クライアントへの想いに迫る【後編】ビジネスプランナー編

中小企業の新たな挑戦を後押しする、事業再構築補助金。北浜グローバル経営では、次の時代に対応していくための意欲をもつクライアントに対して事業計画書の作成支援※1を含む、さまざまなサポートを行っています。

そんな北浜グローバル経営のコンサルタントたちに、それぞれの役割と、クライアントへの想いを語ってもらう本企画。
前編ではクライアントに最も近い立場である、コンサルタントの2人に「事業再構築補助金と、事業計画書の作成支援にかける想い」について聞きました。

今回焦点を当てるのは、事業計画書作成支援における陰の立役者、企画部のビジネスプランナー※2です。

※1 事業計画書の作成代行をしているわけではありません。
※2 事業計画書の作成支援を行うコンサルタントのことを指します。

経営者の夢、ビジョンを可視化する「ビジネスプランナー」

聞き取りの中で、潜在的な課題を導き出す

事業再構築補助金の申請支援業務におけるビジネスプランナーの役割は、申請の肝となる事業計画書の作成支援にあります。
経営者様の中には、会社のことを多面的に考えつつ実務をこなす中で、ご自身の考えを整理する時間をもてないという方も多くいらっしゃいます。

ビジネスプランナーたちはそんな経営者様の考えを聞き取り、順序だてて整理していきます。すると経営者ご自身も気がついていない、潜在的な目標や課題が顕在化してくるといいます。

そこで「10年後のビジョンに向かっていくため、または課題解決のために不足している要素は何か」「その足りない要素を埋めるために何が必要か」、選択肢をご提示しながら、経営者様とともに計画書を作り上げていくのです。

期待を超えるものを提供したい

企画部企画課の城島さんは「立体的な事業計画書を意識している」といいます。

企業の新事業の概要は、事前にコンサルタントから説明を受けます。その上で事業のマーケット規模を調べ、今後の事業の可能性を考えます。具体的な数値や背景を細かく記載し、どの角度から見ても隙が無い計画書を組み立てていきます。
企業HPも重要な情報源。特に社史が掲載されている場合はしっかりと読み込んでいるそうです。

「社史をみると、その企業の強みや特徴が明確になることが多いです。すると『なぜその新事業計画の立案に至ったのか』という裏付けができるのです。未来の姿を想像するには、今の姿の輪郭を明らかにしておくことが肝要です」と城島さん。

また、業務への取り組み方については次のように語ります。
「企業の内部にいるからこそ、自社の強みに気づけていない経営者様もいらっしゃいます。そういった場合には『このような観点で記述してはどうでしょうか』といったふうに、こちらからご提案することもあります。
いただいた情報をそのまま計画書に流し込むだけであれば、私たちの存在意義はありません。常に、経営者の潜在的な思い、考えを可視化し、期待を超えるものを提供しなくてはならないと考えています」

さらに城島さんはこのように続けます。
「私たちが作成のお手伝いをした事業計画書が、クライアントの5年後、10年後を左右します。
確かに私たちがクライアントに接するのは、長い企業の歴史において、ほんの一瞬かもしれません。しかしながら、事業の再構築という非常に大きなターニングポイントの核の部分に関わらせてもらっている。重い責任が伴うとともに、心からやりがいを感じられる仕事です」

5年後、10年後の未来に関わる事業計画

企画部企画課の葉山さんによると、事業再構築補助金には、興味深い性質があるといいます。

「事業再構築補助金は、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援するものです。そのため、一見型破りにも感じられる事業計画が採択されるという事例を、何度も目の当たりにしました。『リスクを取ってでも、その新しい仕事を生み出す価値がある』ような取り組みが評価されているのでしょう。
一方で、既存の事業で培ったノウハウを生かして、生産効率や性能を改善した業態転換を図る事業計画も、多く採択されています」

そのような背景があるからこそ、経営者からの聞き取りに際して注意していることがあるそうです。

「お話をうかがう前に情報をいただいた場合は、その事業に関連する業務、市場、導入予定の機械などを念入りに調べます。ただ、最初から自分の中で事業計画全体のイメージを固めないようにしています。
誤った先入観は経営者様の夢やビジョンを歪めてしまう危険性があるからです。経営者様の思いやアイディアをストレートに受け止めながら、より充実した事業計画書になるような支援を心がけています。例えば、具体的な収益計画や競合分析をご提案することも多いです」

そんな葉山さんは、仕事への姿勢について「学んでも学んでも、まだまだ学ぶべきことがあると感じています。枠に捉われてしまわないように注意する必要はありますが、知識の引き出しはいくら多くても困りません」と語ります。

「事業再構築補助金に関していえば、第10回公募以降は、枠組みの変更に加え、要件を緩和した類型が創設され、以前より中小企業のお客様を支援しやすくなる見込みです。これを機に、より多くのお客様のお力になりたいと考えています。

一つひとつの案件が、確実に日本全体の活気の回復につながっているのだという『重み』を感じつつ、より提案力の高い仕事ができるように、日々取り組んでいます」(葉山さん)

まとめ

的確に要点を聞き取り、抜け漏れがない書類の完成を目指すのは当然のこと。
経営者の考えを可視化し、課題を抽出した上で、最適な計画書作成を支援する。プロフェッショナルとしての業務に対する信念を聞きました。

北浜グローバル経営には、このほかにも多くの従業員がクライアントの支援に携わっています。そしてその全員が「クライアントと共に汗をかき、共に取り組む」という信念を掲げ、日々業務に取り組んでいます。

当社は経営者にとってのベストパートナーとして、本気で夢・ビジョンの実現をお手伝いしていきます。

企業の可能性を切り拓くため、ぜひ当社のサービスをご活用ください。

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